laughk's diary

保育園の登園自粛要請 2021年夏ver

保育園から1年4カ月ぶりに登園自粛要請がきてから1か月ほど経った。感染者数が単純に増えているだけでなく、地域の保育園・幼稚園でCOVID-19陽性者が多数発生し、臨時休園が続出しているという状況があることが大きい。

実際、実は8月に一度お世話になっている保育園関係者から陽性者がでてしまい、突然の臨時休園になってしまったりした。そしてその際にうちの子も濃厚接触者となってしまいPCR検査を受けさせる事態になった。結果は陰性だったものの、子供にとっては2週間の自宅待機は遊びも制限されまくって、なんとか学習用のタブレットを購入したりお風呂遊びグッズを充実させるなりやったがかなりストレスになってしまったんじゃないかな。

登園自粛要請に関しては「「要請」ってなんだよ!」という気持ちもないこともないのだけど、世の中自分がいる業界のように当たり前のようにリモートワークに移行できる人ばかりではない。どうしても仕事で外に出なければいけない人はいるわけで、そういった人たちに対してはやっぱりギリギリのところでも開園し続ける意味はあると思う。突然の休園になってしまうよりは保育園の利用者や関係者全体へのダメージは少なくできてるんじゃないかなとは思っている。保育園としても、親の負担と感染リスクを考慮したギリギリのところで対応してくれていると感じるし、こんな状況でちゃんと開いていてくれている保育園関係者の皆様には頭が本当に上がらない思い。そして、自粛をしていた場合は仮に再び陽性者がでてしまっても、濃厚接触者となることを避けれる可能性はあがる。まあ、しんどいのだけど自粛できるのであればやっておいた方が感染リスクを下げられるのは間違いないとは思う。

うちの場合は妻とも話をして、保育園への登園を週2回までにして残りの平日は自宅保育をしつつのリモートワークをやっている状況。朝の保育園登園時間あたりに人の少ない公園へ子供たちを連れ出して2時間くらい遊ばせてから家に戻って業務開始という感じで過ごすようになっている。また、夕方くらいにお風呂場で自由に水遊びさせるようにして、少しでも業務の負担となるマイナス要因を取り除こうとはしている。

とはいえ、やっぱり業務と育児を同時に続行はかなり厳しいというか、完璧にやるのは無理だ。朝の公園も9月になって少し気温が下がり始めてマシになってきたが、先月は朝でも暑さがきつく体力的にもなかなか厳しかった。そして子供たちが家のなかで騒いでしまう状況もしょっちゅう発生し、マンションの下の階の方に迷惑になってないか常にビクビクする感じがあって精神的にも削られる。そして何より、家の中が四六時中子どもたちが遊んだおもちゃなり本なりが部屋中に散らばった状態になっているのが何よりも精神的にダメージをうける。どんなに片付けても毎日のように発生してしまうあたりが特に。徐々にだが、家族全員従来の時間に朝起きることができなくなりつつあるように思う。

そしてここ最近の感染者数の状況や変異種の発生状況などのニュースをみているととてもあと1年やそこらでコロナ禍が完全に落ち着く(= 感染にビクビクしなくても人と一緒に食事したりすることができる日々に戻る)とも思えず、「今の場所に住み続けるのが正しいのか?」という疑問は結構な頻度で頭をよぎる。なんだけど、大体は一周してまた「現状維持が楽ではないけど一番マシ」という結論におちつく。

子供たちがいることを考えれば、一見都心部を離れるだけでも有利に働くようにもみえるが、案外そうでもないと思う。なんやかんや今住んでいる地域も自転車で行ける範囲で子供たちを遊ばせることのできる公園は多い。下手すれば公園や外で遊ぶことができる場所まで車が必要なるかもしれない首都圏外より状況はいいかもしれない。また、仮に首都圏外に出たところで、根回しをしない限り育児を夫婦ふたりでやらなければいけない状況は変わらない。そのへんをフォローしようと自分の実家に戻ることを考えてみても、居住スペース的に僕の家族全員が実家に転がり込むのは無理だ。結局家探しから始めなければならず、車の購入も必須になり、都心部よりも公園がないので逆に子供たちを遊ばせることができる場所も減ってしまう。子供たちも既に保育園で仲良くなってる子たちもいるしな。。。という思いもよぎる。では単純に今のマンションから一軒家に引っ越すという手はどうか?その場合確かに下の階への騒音影響は考える必要はなくなり精神的な負荷は減る。一方で、家のなかで子供たちが起こすトラブルの発見やその場への移動が今よりも大変になりそうなデメリットもあったりする。そもそもそんな都合よく借りる or 購入可能な物件があるわけでもない。みたいな感じで考えると、結局現状維持になってしまうのだよな。